うけいれ全国 活動報告ブログ

保養・避難の裾野を広げるために、私たちの活動内容をお伝えします!

送り出しグループ「みんなの希望」発足!



5月18日に福島県郡山市で、うけいれ全国の「送り出しグループ」の初会合がありました。

グループメンバーが、福島県内の7団体、栃木県の1団体、受け入れ側の全国5団体、

オブザーバー参加が、福島県の2団体、岩手県の1団体、受け入れ側の4団体、

合計20団体から代表が参加!

 

顔を合わせてじっくりと午後いっぱいを使って、各地域の現状・課題を出してもらいながら、その地域特有の悩みと、地域を超えた共通する問題を共有。そして、これからの活動に向けて意見交換をしました。

「うけいれ全国」は、この最初の一年、もっぱら「受け入れ側」の団体のネットワークとしてだけ発展してきましたが、新しい大きな一歩を踏み出しました。原発事故被災地のなかで活動する団体のネットワーク化にも動き出したのです。

きっかけは、積み重ねてきた相談会活動。伊達、川俣、二本松、郡山、いわき、那須塩原、、、各地で地元の小さな集まりで真摯に活動を重ねる小さな団体といっしょに、相談会を作り上げていました。たんにブースで保養の説明をするだけでなく、そもそもどんな悩みを抱え、その解決に向けてどういう取り組みをいっしょにすることができるのか。そういう話を重ねるうちに、このネットワークができてきました。

 

「受け入れ」というのは一方的に成立するものではありません。「送り出す」側があって初めて実現するのです。

 

終始なごやかな雰囲気で行われたこの会合は、参加したみんなに希望を与えました。そしてこのグループの名前を「みんなの希望」にすることにしました。(注)

 

注1:協議会メンバーの「みんなの森」財団さんにヒントを得ました。

注2:「Oh! くりだし隊」が名前の次点でした。

投 稿: Hayao

2013 年 6 月 6 日 12:33 pm

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