うけいれ全国 活動報告ブログ

保養・避難の裾野を広げるために、私たちの活動内容をお伝えします!

うけいれ全国交流会@東京(住宅支援打ち切り問題/新保養事業の提携)



うけいれ全国の相談会ワーキンググループでは、今年度と来年度の2年間、相談会&交流会をそれぞれ年に2回ずつ開催する事業を進めています。

最初の交流会は、9月に栃木県塩谷町で開催しましたが、それに続いて、今回で2回目になります。

今度は、全国から広く集まりやすいようにという意図で、東京で開催になります。

大きく、二つの課題について、レクチャー(プレゼン)をもらって、それに基づいて、うけいれ全国の各加盟団体がどのような取り組みができるのかを話し合います。

一つは、年度末(来年3月)に一部打ち切りが始まる避難者への公的住宅支援の問題で、支援打ち切りがどのような段階にあり、どのような影響があるのか。まとまった帰還者数が出た場合に、保養や移住の動きに変化があるのかどうか。うけいれ全国としても、いろいろな可能性を考えて構えておく必要があります。

この問題に熱心に取り組んでいる「避難の協同センター」の世話人である瀬戸大作さんに基本的なレクチャーをお願いしてあります。

http://hinan-kyodo.org/aboutus/members/

また、現在まだ検討中なのですが、首都圏に避難していて、今回の打ち切り対象となる当事者のかたにもお話いただけるようにするかもしれません。

もう一つは、最近うけいれ全国に加入された「いわき放射能市民測定室たらちね」さんの、新しい保養事業の説明および、その提携団体の模索です。たらちねさんは、ご存知のように、球美の里の福島事務所として動いてこられましたが、今後の長い保養の取り組みを考えたときに、それ以外の安定的な保養事業の展開が必要と判断されました。

うけいれ全国の役割として、これまでも、送り出し側と受入れ側との連携ということを重視してきましたが(まさに交流事業というのがそれなわけですが)、今度のたらちねさんの保養事業では、たらちねさんが送り出し側となって、いっしょに保養事業を進めていくことのできる受入れ側のパートナーさんを探し、安定的な関係を築いて、保養の募集と送り出し・受け入れをしていこう、というものです。

ぜひご関心のある保養実施団体さんには、この機会に交流会にご参加いただき、直接たらちねさんの話を聞いて、協力関係を探ってみてほしいと思います。きっと、受け入れ側のみなさんにとっても、今後の活動を継続していくうえで、多くの示唆があるものと思います。

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 今年度第二回うけいれ全国交流会

【日時】:2017年1月22日(日)10:00-15:30
【場所】:東京都・渋谷勤労福祉会館 第2洋室
 https://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/kinro.html

【内容】
 1、避難者への公的住宅支援打ち切り問題(10:00-12:00)
  講師:瀬戸大作さん(避難の協同センター世話人)

 2、「たらちね」の新保養事業の説明と提携団体の模索(13:00-15:00)
  提起:鈴木薫さん(いわき放射能市民測定所たらちね事務局)

 3、来年度の相談会と交流会の取り組みについて(15:00-15:30)

 参加希望のかたは、早尾までメールでお申し込みください。
 

投 稿: Hayao

2016 年 12 月 19 日 2:09 pm

カテゴリー: 全国交流会